体力つける高齢者 [高齢化社会]

10月12日(月)

75歳以上の体力、過去最高

体育の日。ニュースでは、75歳から79歳の高齢者の体力は過去最高を示したそうです。これは日々、体を使って体力が落ちないように努力しているからで、スポーツジムに通う高齢者は10年前と比べて30%アップしたそうな。

若い者に、家族に、迷惑をかけたくないといったけなげな気持ちと、プライドがそうさせるのか、尊敬というか敬愛します。でも、いつかは「自力」の限界が来る。そこをどう支えるか・・。

介護施設で働く人不足

安倍総理は〝新3本の矢”で介護離職ゼロを掲げ、特別養護老人ホームなどの介護施設の増設を打ち出しました。しかし、毎日新聞は「現在介護施設が直面しているのは働き手不足だ。いくらハコモノを用意しても働く人がいなくては意味がない。地域で住み続けられる総合的な戦力が必要だ」と指摘しています。

「特養」の待機者は、2013年度で52万人、毎度申し上げて申し訳けないのですが、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になるころには今の2倍に増えるわけで、要介護の高齢者も当然増えてくる。

問題は首都圏。医療は地方に比べて充実していますが、老人施設は地方に多い。もともと地方に住んでいる人は、地域のささえあい、ご近所のささえあいができると思われますが、必要に応じて地方に移ってくる高齢者の方々には、必ずしも、住みやすい居住地とはならないかもしれない。

いずれにしても、体力、気力ともにできるだけながもちさせようと、自分磨きの高齢者が増えるのは必然。えらいな、と思う。「自分たちが、成長した日本をつくってきた」「敗戦国からトップレベルにのし上げた我々」のプライドを持ちつつ、自分力を高めていることは、確かで、敬愛しています。


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