在宅医療・1つの手法 [高齢者政策]

7月8日(水)

「加納チャン、頑張っているね」

昨晩深夜、枕元に置いたケータイに懐かしい人から着信。

私が初めて議員に出た時、いっしょに会派を組んでいたH氏だ。6年ほど前に千葉県白井市に引っ越した人です。

「加納チャン、今TBS見ていたら、加納チャン出ていてびっくりしたよ。がんばっているんだね」と。反戦平和を通しているH氏、故郷ともいえる宮代町の議会から意見書が出たのがうれしいらしい。加納もほんの少し成長していると思ってくれたのか、それだったらありがたい。

もう80歳になられるだろうか。師匠と呼べる人は何人もいないが、数少ない師匠の一人です。正真正銘の活動家はこういう人を言うんだろうと思っています。

私の中の正真正銘は、手練手管を弄しない人、人間が好きな人、書物を読み込んで、偽物じゃない知識を持ち1時間でも2時間でも論戦に堪えうる人。女性の存在価値をちゃんとわかり、高めてくれる人。

H氏は、出世などハナから考えていないシンプルな人だ。議員バッジもしたことなかった。若かりし頃の、東大・二重橋事件での10か月の投獄経験もさらっと話す。

もちろん、私は勝手にH氏の欠点を見つけている。つまり(いい人なんだけど、あれがなければー)というやつ。まず、他人の価値を必要以上に高く見ること、お酒が入るとだれかれとなく議論の相手をさせることだ。この人を尊敬するばかりに、「Hさん、ひとってそんなに善良じゃないよ。」と言いたいこともあった。自分が手練手管を弄しないから、人のずるさをわからない。

あいかわらず、少年のような心を持っていた。「だめだよ、おいぼれてサ。だけど、小6の孫が活動家の片りんを見せているよ」  ハハハ、いいですね。

在宅医療の新しい形

新聞の「介護・シニア」欄で、こんなのを見つけた。「看護小規模多機能型居宅介護」(多機能ホーム)という。介護保険の地域密着型サービスの新しい形だ。

3年前に「複合型」として始まったサービスですが、普通の小規模多機能ホームでは敬遠されがちな人工呼吸器や胃ろうなどの在宅医療を応援し、本人と家族の希望があれば、「在宅看取り」までつなげようというものらしい。

介護と看護の両面から柔軟に組み合わせ、24時間365日体制でサービスを提供するのが特徴。小規模多機能施設と同様、定額制で利用するには登録が必要です。

まだまだ、周知が浅いため、行政の担当者も知らない人が多く、事業所数も全国に200くらいだといいます。

「2025問題」は待ったなし。病院を軸とした在宅医療の仕組みが築けない自治体・地域も多い。高齢者施設に付加価値をつた、新しいサービスも、これからのニーズにこたえるものになるのではないかと期待しました。


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