砂糖課税 [国策]

6月12日(金)

厚労省「砂糖に課税を」

厚労省の懇談会が中長期の医療提言書「保健医療2035」をまとめ、厚労大臣に提出しました。その中に「砂糖課税」!

たしかに砂糖の摂取過剰は問題です。今日の東京新聞22面掲載記事に少し考えてしまいました。

実は、無類の甘党です、私。

一日に何度か甘いものをとりれなければなぜか落ち着かない。こういう人は多いと思う。もちろんその反対で、塩辛いものを禁じられて薄味だけだと物足りないという人もありましょうが。

今年3月、WHOは、肥満や虫歯の予防のため、砂糖の摂取量を総エネルギー摂取量の5%未満に抑えるべきとの新指針を発表しました。従来は10%未満としていました。

WHOが特に問題視しているのは「隠れ糖分」。ケチャップとか清涼飲料水。炭酸飲料には最大で1缶に40グラムというから驚きです。

ただ、欧米と日本では食習慣が大きく違い、日本の食文化で摂取過剰となることはないらしい。そもそも日本食は砂糖の摂取量が少ない。

日本での国民一人あたりの砂糖摂取量は年間17kg程度、アメリカの年間37kgの半分以下、OECD(経済協力開発機構)の中でも最低レベル。

群馬大の高橋久仁子教授は「むしろ若い女性のやせすぎの方が問題」と疑問視する。「肥満になるのは単純に、活動量を超えてカロリーを摂取してしまう本人の問題。アメリカの砂糖問題は、突き詰めれば炭酸飲料に行きつくけど、それが悪いのではなく飲んでしまう本人が悪い」と。

「砂糖課税」は、単なる税収アっプ作戦にしか思えない、と新聞は言う。

本当にそう思う。甘党の私も、まったく気兼ねなしに甘いものを食べているわけではなく、気休め程度には工夫している。自宅で飲むコーヒーには、90%カロリーoffのダイエットシュガーを使うし、ケーキ、和菓子などは続けて食べない。(つまり、たくさん買ってきても、一気に食べない。でも、結果としてその日のうちに食べきってしまうのですが[もうやだ~(悲しい顔)]

それでも、まぁまぁ、体重をキープしているのは、気にしていることでしょう。どんな人も気にしていれば、そう食べ過ぎることはない。日本の加工品を食べる限りにおいて。

アメリカのデリバリーのホールケーキを食べたことありますか。デリバリーはとにかくなんでも大きいのがアメリカの特徴だ。ピザにしてもケーキにしてもバカでかい。

バナナケーキや、ストロベリーケーキを出前してもらうと、でっかいのにびっくりし、次に「甘~い」のにびっくりする。使っている砂糖の量がハンパじゃない。これを食べ続けりゃ、太るだろうと思う。

要するに、おなかいっぱい食べるのが行けない。自己コントロールがある程度効いていれば大丈夫だと思う。

もっとも、多少の税込でも、甘いもの好きは買ってしまうに違いない。「がまん」「ほどほど」という言葉を持ち合わせていないから。課税も「手」ですぞ、塩崎厚労大臣・・・。


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