公職選挙法改正、衆議院を通過 [国会]

6月5日(金)

公職選挙法の改正案、全会一致で通過

20歳以上の選挙権を18歳以上からにする「公職選挙法」の改正案が可決しそうだ。昨日、全会一致で衆議院を通過して、参議院に送られた。成立まで速いだろう。

本当に、一つの国会会期中におびただしい数の法案、改正案が提案される。国民がうっかりしているうちに,世論などお構いなしで決まってしまう。

改正案の骨子

18歳でも十分に政治がわかる。だから、政治に若い人の思いを注入しよう、という趣旨らしいが、本音は投票率のアップ、もっと本音は右傾化している若者の票があてにできる、というんではないの?

100歩ゆずって、20歳を18歳に、でもいいが、20歳までを少年とする「少年法」との整合性、感覚のズレはどうするの?

20歳までは、発達途上の未熟な人間だから、少年法で配慮する必要がある、という年齢層を、改正「公職選挙法」では(十分大人です)と持ち上げる。そんなに票田に取り入れたいのか、とかんぐってしまう人も多いのではないでしょうか。

ところで、地方議会の話ですが

私は、昨日、一般質問をしました。通告は5問出していましたが、結局できたのは3問。2問は残して終了。質問・答弁の「行ったり来たり」合計で1時間以内というのは、なかなか難しい。

多分、時間が足りなくなるだろうな、と思いながら通告するこちらも悪い。でも、とんとん拍子に行くこともあるから、と期待もあっての通告です。お許し願いたい。でも、実際、足りなくなる。

 昨日朝、質問前に、時間が足りなくなったらどうするか、考えた。通告した時は、緊急性、優先性など考えないで出す。しかし、足りないと分かった時から、今やっておかなければならない質問と、次回に回してじっくりやりたい質問に、頭の中は分析しだす。

問1、新しい村と「農のあるまちづくり」、問2、進修館がして管理になって2か月、見えてきた課題 問4、マイナンバー通知まで4か月、  は、今やっておかなければならない。問3、戦力としての職員 問5、高齢者コンシェルジュの設置 は、この次でもできる。さて、どうするか

そこで、事前に議長、議会事務局に打診してみた。「時間が足りない。通告の順番を変えてもいいか」議長「どういうことか」私「マイナンバー制度は喫緊の問題、これを先にやりたい」

議長も、議会事務局も「う・・・・む」と考えてしまった。通告順を変えることはOKではないか、と思った私は(そんなに難しいことなの?)と思った。が、ここは事務局の言うことを聴くことにした。

議会事務局&議長「順番を変えるのは、前例がなかったことだから、こんど議会運営委員会に諮ったほうがいい。できるのは3問を取り消すこと。これはいいかも」と。そっかー、それか・・・。

で、従うことにした。問3、戦力職員は次回に回そうと。準備してくださっている担当課長には、事前に謝って了解してもらった。

それでも2問残した

実際、1問1答で、やり取りしていると、どんどん時間が足りなくなる。もっともっと突っ込んだ質問をしたかったが、あっさりとしても3問やったところで時間切れ。問3と問5を残した。

通告に準備してくださった担当課には申し訳ない。時間配分は難しい。

もう少し、端的に答弁してほしいと思うのはこちらの勝手なのでしょうが、(聞いてないことまで言わなくてもいい!シンプルにイエスか、ノウ、それだけ答えよ)と思うこともある。

しかし、先方だって、できるだけ行政の立場を分かってもらうため、丁寧になるのはしかたない。

まぁ、でも結果オーライ。3問で、ある程度問題提起はできたと、内心ホッとしているところです。

特に、マイナンバー制度は、突入まで4か月となったが、担当する現場はこれから勝負。手さぐりでやっていかなければならない地方自治体の実情がわかりました。

折も折、年金機構の、初歩的な人為ミスからの大量漏えい。マイナンバーについての質疑の様子は、後刻申し上げます。


nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。