都市計画税の使われ方 [行政]

5月18日(月)

都市計画税って何に使われている?

16日の「議会懇談会」。あいかわらず白熱の質疑応答でした。また、次回発行(8/1発行)の議会だよりで、「議会懇談会」の報告ページが設けられるのでそちらに任せることにしたい。

その中で、「H23年度からの都市計画税導入については、導入前に地域説明会で説明を受けた。その後の議会懇談会でも、使い道を明確に説明せよ、と何度もいってきた。でも、明細な内訳説明がなく、何に使われているのかあいまいだ。我々の住んでいる地域は側溝が壊れているのに、修理に対応してもらっていない。市街化区域に住んで都市計画税を払っているのに、何ら対応していない。こういうのに都市計画税が使われるのではないか。約束が違う」という内容だった、と思います。

 これに対して、議員2人が回答しました。が、質問者にとって満足を得られる回答ではなかったようです。確かに1人の議員の回答は、どこにいくら使われているかという回答ではなく、もう一人の議員の回答は「手帳にメモしてある」という使途内訳の金額の読み上げ。でも、質問者の腑に落ちる内容とはならなかった。しかも、この議員の「メモ」に、桃山台団地の下水道に4800万円」(だったかな)があったので、ご当地の住民から「名指しの事業費、確かな金額か」など波紋を広げてしまった感があった。

こういった細かい積算は、議会懇談会としてその場で即答できることではないので、質問者はがっかりする。でも仕方ない。事前に通告してもらわないと、担当職員でも数字を間違うかも。

いつものように、担当課に確かめ、後日(議会だよりで)Q&Aの形で、答えをお返しする、ということになった。

以前にも、導入された都市計画税(税収としては年1億4000万円前後)の使途をはっきりと示せ、との要望があったので、予算書作成においても、備考欄に「都市計画税充当」と書かれている。これを読み上げればいいのではないかと思った。

生活道路、とか、東武動物公園駅周辺整備事業、とか、下水道整備事業(未整備地域の整備・接続)の備考欄に、「都市計画税充当」とある。しかし、「それはどこの工事だ?」と聞かれると、詳しく答えられないからそれ以上だまってしまうのか・・。

私は、3人目の回答として「それは予算書の155,59ページなどに記載がある」と答えれば質問者は納得したのではないか、と今考えているが、いや、黙っていてよかった、とも思う。

都市計画税が、新しい整備事業にだけ使われるというわけではないと、思うからです。これからはインフラの更新・修繕にも多くかかってくるだろうなどと、内心複雑で、とても3人目の回答者になる雰囲気ではなかった。

 ああゆー状況だと、「ページなど聞いていない!」とおっしゃるかもしれない。(2人の議員の回答にとどめておいていいのかも)

ということで、たくさんの人が挙手している中、次の質問に移っていった。

 参加者の中には、個人的に「〇〇議員さん、あんたの味方だよ。ぜひ頑張ってくれ」という意見も飛び出し、その言葉に(わが意を得たり)と勢いづく議員もいる。

 反面、聞き役に回ろう、と徹する議員もいたように思う。へたに発言して個人攻撃になってもまずい、と思っているのか。それもないではない。が、一つの質問でいろいろな回答が出ると、妙にこじれてしまう件もないわけではない。

 また、住民の方(つまり、有権者)がいるこういう機会に、一言でも発言を残そうという議員もいる。進行役の議会運営委員長も、「1回は回答して帰ってほしい」と議員にくぎを刺していた。

 今回は23人くらい住民の方が参加してくださった。いつもの2倍です。これは事前に、自治会などの回す回覧版で全世帯にお知らせした効果かと思いますが、それでも(行ってみようか)は、このくらいなのでしょう。

 始めてきた方と、昨日道であったので「どうでした?」と感想を求めたら、「じっと聞いていましたけど、▲▲が〇〇年中にできるといった話は、到底無理だなと思いました。でも、まァ、質疑ではあんな感じかな。予想した通り」と。付け加えて「でも、もう、行きません」と、微笑んでいらした。


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