25年ぶりの同窓会 [日常]
4月26日(日)
母校食堂で
多分25年ぶりになるでしょう。不動岡高校79回卒業生たちの同窓会が開かれ、参加してきました。いやー、楽しかった!
旧3年3組のクラス会は、このごろ毎年のように実施していたので、めずらしくもなかったのですが、学年全部合同で、というのは四半世紀ぶり。懐かしい顔ぶれに出会えました。
団塊の世代だった、われわれの高校生時代、1学年10クラス、しかも1クラスに55人も詰め込まれていました。女子クラス3、男子クラス7と、教室は今と違って別々だったです。その卒業生が全部集まれば550人、そんなに集まるわけはありませんが。
しかし、160人集まりました。まぁまぁの数だったと思います。加須の駅を降りたところから、もう同級生と思しき顔がちらほら。「ああ、ひさしぶりー!」「おー、来たか―」
誰もいなかったら、タクシーでいこうと思っていたけど、駅前で、同じクラスだった女性と出会い、部活が一緒だった男性と出合い、風貌は一変したけど多分同窓生だと思しき数人とも会い、いっしょに高校がある方向に向かって歩き出しました。
ショートカットの裏道があったはずなのに・・どこだったか。「あっ、あのラーメン屋、まだあの名前であるよ」とか言いながら高校を目指す一団。こんなにぞろぞろ熟年層がかたまって歩くのは、法事かなんかでなきゃないよ、いまどき。
昔そびえていた高いポプラの木々はとうの昔に伐採されて、校舎もすべて建て替えられてしまった。近代的な建物に当時の面影はない。だけど、「この場所」に違いはない。
我々もこんなに年を重ねてしまったんだから、恩師は亡くなってしまわれた方がほとんどです。「今日は大塚先生がおいでになっているそうだ」という。「えっ、どこ?」
ちょっと高くなったあいさつ台に上がった先生、少し小柄になった感じだけど、われわれにまぎれてもわからない。先生が年を取らないのか、われわれが年を取ったのか、卒業から半世紀近くたった同窓会というのはそういう光景なんですよ。
小学校、中学校、高校と一緒だった人もいる。それはもう童心そのもの。「あっ、しょうちゃんだ、しょうちゃんだ」(章一君です)「雅子ちゃんだ」「たっちゃんだ」懐かしさでテンションあがる私。「今度、小学校の同窓会やろうよ」「中学校のでもいいんじゃない」おじさん、おばさんたちは、もう昔のなかよしこよし。
一次会だけで帰ろうとしていたのに、「二次会も行きます!」
二次会は、場所を変えて「パストラル加須」・多目的室だという。車に乗せてもらって移動。ここでは今でもバンドをやっている同窓生の演奏で盛り上がる。ビートルズナンバーだけ13曲。彼らの名前は「EARLY BEE」 BEATLESナンバーの中でも初期の頃の曲を主にやっているという。ひゃー、いいではないか! ビートルズに狂っていた私。今でも50曲くらいは口ずさめるマニアですが、初期の頃の曲は特に好き。「all my loving」、「and I love her」、「she loves you」お好きな方、いますか? しびれました~。こういうのがとにかく好きだったなー。
ところで、折も折、今元ビートルズのメンバー、ポール・マッカートニーが日本公演をやっている。私が好きだったのを知っている人は、「今、ポールが来ているね。行かないの?コンサート」という。
説明してもわからないと思うけど、今「マイド、オーサカ!」といって歌っているポールは「内田裕也」と変わらないのよ、わたしにとっては。けっして、BEATLESのポールじゃない。そういう人いると思うんだ・・。
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