27年度予算・修正議案は可決 [議会]

3月27日(金)

修正予算案を可決

一昨日、否決された27年度宮代町一般会計予算は、今日修正予算案が出され、可決されました。(長い議会が終わった。)

修正案といっても、単に「エアコン」の予算が削られた修正案。速攻で作られた感は否めないですが、共産党以外は賛成に転じ、可決の運びとなりました。(私も、討論なし、賛成)

去年もそうでしたが、3月議会(予算議会)は、疲れの残る議会です。わたしも胃の痛む夜がありました。が、予算を出す首長も大変、それを事業として練り上げてきた職員はもっと大変、最後に採決に望む議員もそれなりに大変、だったと思います。

 エアコン問題については、「要するに政治の世界の話だ」「暑くて子供がかわいそうだ」といった声もあり、「義理と人情」ならぬ<意地と感情>みたいなものはどうしてもあるわけでして。いったんは矛(ほこ)を収めたところですが、またブリ返す雰囲気はそこかしこに漂っているような気がします。

 朝、ある保護者から電話。「昨日の新聞で、予算案を否決と出ていたけど、よかったと思っています。単なるアンケートには(親は子を思うから)必要なものとしてエアコンは大きい数を示すかもしれないけど、〝財政の中のエアコン設置”となると別問題。うちの上の子は高校生だけど、エアコンの維持管理費は保護者が払っている。その中には、約10年で更新しなくてはならない更新費用も含まれている」とおっしゃる。その言葉を受けて、議会最終日に出かける。

女性はクールだ

何かを決めるのに徒党を組む必要はありましょう。男性は組織社会でやってきたこともあり、調和を好むらしい。時として判断に(科学)や(理論)より優先されたりする。

一方、女性は「私はわたし」の判断材料をもっていて、考えを転換することも「まっ、いいか」と肩の力を抜くことも平気でできるような気がする。※どちらがいいといっていません。

猛暑日、猛暑日、という言葉がたくさんでた。朝telの女性は言う。「梅雨明けすぐに夏休み。それでも7月中にどうしようもない暑い日があって子どもが帰ってきたら、『お帰り-! 暑かったねー。家のエアコン効いているよーっ』ていいます」

エアコンは社会資本とは違う

 地方債を起こすのは、「今お金がないけど、将来にわたって必要な社会資本(インフラ)整備だから、のちの世代にも費用を負担してもらう」という時のものと考えます。下水道や水道、道路などのインフラ(社会資本)の整備などがこれに当たります。

じゃ、エアコンに地方債、はどうか。朝telの女性が言うように、エアコンはインフラじゃない。今や、消耗品というとらえ方ができるんじゃないだろうか。10年でかなりイカれてしまう。メンテナンス、買い替え費用を最初から見ておかなければならないのが、現実のようです。

 宮代町で、このほど閉鎖された「ふれ愛センター」。天井填めこみ式のエアコンが壊れて以降、修繕費が出せないで、そのまま放置。町はこの資本をなおすこともできず、家庭用の設置式エアコンを買って使っていた、という話も「耳にタコ」ができました。


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