地域では総会の季節 [地域発]

3月23日(月)

地元の「総会」

昨日は、地元学園台の総会。第38回を迎えた。現在会員数493世帯。総会には92会員が出席し、委任状は284通。

議案は9件。発足から38年もたてば、現状に沿わなくなる規則や規約もあって、変更、改定議案もいくつかある。

役員に謝金

 学園台や宮代台、桃山台など、いわゆる住宅団地では、自治会長をはじめすべての役員が無報酬、ボランテァでこれまで勤めてこられた。古くからある町会、農村部などでは、町から交付される区長手当がまるまる区長さんに支給されるところもある。どちらがいいとか悪いとかではなく、慣例ですから、地域で決めればいいと思います。

 学園台でも、役員の負担感が大きくなってきた。みんなが若く企業戦士だったころ、徹夜明けでも役をこなした団地住民でありましたが、2回目の役が回ってくるころになって、年を取った。気力、体力も、思うようについて行けない。

 そこで、役員のご苦労に、気休め程度でも謝金を出そうという雰囲気になった。(ほかの団地では、そういう声があっても踏ん張っているようです)

 実は、H21年に、はじめて謝金がついた。役員(会長から一般役員まで18人ほどいる)一人年間1000円、班長(スパンごとにいる、40人)に年間500円。

子どもの「お駄賃」だってもう少し多い。やりたくない人には、5万円だって辞退したいところだ。だけど地域を支えるのに自分勝手は言えないから1年間頑張るのだ。

 そう考えると、500円の謝金がいるだろうか。それは辞退するから自治会のために使ってください、と言いたい人もおありでしょう。(私はそう思っている)。だけど、4年前総会で可決され、4年間やってきた。

 それが、今回、大幅に見直された。 H27年度から適用される。(賛成多数で可決された。私は挙手しなかったけど、決まったことには喜んで従う)

会長  30,000円  副会長3人 15,000円   役員 10,000円   会計監査 5,000円   班長 3,000円   建築協定委員 3,000円 

これに27年度、40万円が予算計上された。

「突然やってくる災害のため、高齢化に適応するため財産を減らすのはどうか?」といった意見もあったが、「財産には手を付けない」「町から交付される金をこれに充てる」という執行役員の論に納得し、賛成多数になった。

さらに、27年度から、自治会費月額300円+環境維持費月額100円=400円が、1本に統合され、自治会費350円となる。年間で、たったの24,650円ですが収入減になる勘定です。これまで特に切り崩さないで基金となった環境費の減額は納得です。

 ある質問「会長と副会長の謝金に、2倍の差がある。額に差がありすぎるのではないか」。今期の会長「いや、会長は出る回数がとにかく多い。町民まつりが近づくと、6月15回、7月18回、8月〇〇回と、町、コミュニティー関係の会合に出ずっぱりだった。会長の時間的拘束を考えると2倍の差は必要」とのこと。

 町などの会合の多さもあることながら、防災、高齢者の見回り、地域の居場所づくり、と町から地域におろされてくる役目の多さは、確かにこれからの課題になってくるでしょう。

「街路灯は消えているが・・」

「街路灯問題はどうなっているんだ」「この頃消えている」といった意見が途中であった。(ん?関心を持ってくれている人もいるようだ)

 これについては、会長が町の産業観光課と話したことを報告していた。町が48,000円負担するので、自治会の補助も48,000円になる、など。

 この1年間、当事者の「スズラン会」と一緒に会合を重ねてきた私だけど、発言を求められていない。だから、黙っていた。時間が限られる中、自治会総会と街路灯問題は、なじみそうにない。

 この件については、H27年度の自治会役員さんに、あいさつして、現状報告をしよう、と思いました。27年度の役員会は3月29日から始まるということだ。

みんなが集まる年に1回の「総会」。2時間半の貴重な時間はあっという間に過ぎていった。総会というと、町から町長や議員などを来賓として招いたりするところが多いのですが、わが学園台は一切そういうことはない。それがいいところだ、と思う。


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