震災から4年やっと原発PRの看板撤去 [原発]

3月11日(水)

「原発共生の町」

東日本大震災から今日で丸4年。

東京電力福島第一原発の立地地で、全町民が避難している双葉町は、原子力のPR看板(原子力・明るい未来のエネルギー❢との文字)をかかげた町内2か所のゲートを、撤去する方針を決めました。老朽化が理由。

看板は原発との共生をめざした街の象徴だった。

新年度の一般会計予算にゲートの撤去費用410万円と、町道をふさぐように倒壊した家屋の撤去=町道環境整備費3200万円を計上。

原発とともに発展?の町

国道6号に面した町体育館前のゲートは1988年の設置で、表裏に「原子力明るい未来のエネルギー」「原子力正しい理解で豊かな暮らし」と表記。役場入口の看板は1991年設置で、「原子力郷土の発展豊かな未来」「原子力豊かな社会とまちづくり」と書かれています。標語は町民から募集したものだった。

撤去は、夏以降になる見通し。住民は「安全神話が崩れ、町民全員が避難している現状を見れば、看板の言葉はふさわしくないが、町の歴史をあらわしてもいる。撤去は一つの節目。複雑な気持ちだ」と話しています。  ---河北新報から抜粋---

ゴーストタウンになった双葉町が映像で出てくるたび、看板の文字が原発に依存した歴史を語り、見る方の胸が痛んだ。しかし、福島第2原発の町は、まだ原発の町から脱していない。


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