インフルエンザワクチン・こども接種に助成? [医療]

1月30日(金)

あらためて考えたインフルワクチン

今年の冬の初め、私はインフルエンザワクチンは、やはり効くから打ったほうがいいという医師の文章を紹介したことがありました。2014・12・19日のブログで、「週刊文春」に載った記事でした。

それより前、私自身もインフルエンザ予防ワクチンを接種しています。

※ほとんどの自治体は、65歳以上の高齢者の接種に補助をし、高齢者は1000円程度で受けられるようになっています。

さて、そういったことを踏まえてですが、今回、あらためてインフルワクチンを再考することになりました。

いくつかの自治体で、1歳から15歳までの子どもの接種に、保護者の負担を軽減するための助成を始めたからです。

集団接種が中止された後

1994年に、インフルエンザワクチンの集団接種が中止されたあと、子どもへのワクチン接種は、保護者の判断により、個人負担になっています。

それが、最近子育て世代の支援の一環として、ワクチン接種費用の一部を助成する自治体がでてきました。

1歳から13歳未満の子どもは、(大人と違い)2回接種となります。1回につき1000円×2回の2000円を補助するというところが多いと思います。

私は、議員仲間への「教えてメール」を発信したり、ネットで調べたりしました。

その結果ですが、(これは自己責任しかない。自治体が一部費用を助成するのは、かなり慎重を要するナ)と、あらためて考えました。

いろんなワクチンに共通していることだけど、接種する、接種しない、は本人(子供や高齢者の場合、家族が)が得た情報をもとに自己責任で決めるしかない,との結論に至りました。

インフルエンザワクチンの場合、被害者連絡会が発足した「子宮頸がん予防ワクチン」のようなひどい副反応はありません。ですが、副反応に差はあっても、ワクチンにはリスクが伴うというのは同じだと思います。

高齢者の場合、抵抗力が弱っているため、肺炎などになりやすく死亡に至ることもあるので、自治体は補助金を出していますが、子どもへの助成となるとまだまだ慎重論が多く占めていると思います。

先日、子育て世代の方から「2回接種で負担が多い。宮代町で助成してもらえるようにならないか」と言われたもので,(できるなら宮代町も補助を検討するべき)と思った私です。しかし、あらためてネットで調べたり、友人から意見を聞いたりして、慎重論を持つに至りました。

自分では、(自己責任で)接種を受けてはいますが、子育て支援の一環という施策となると、悩ましい問題です。

子育て世代を支援する政策なら、ほかの費用を減らしてあげることの方が安全のように思った次第です。


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