非正規社員2000万人突破 [生活支援]

12月27日(土)

高齢者の就労志願など

非正規社員(アルバイト、パート、契約社員、派遣社員など)の数が2000万人を超えた裏には、子育てを終えた女性や、退職後に再び働きたい高齢者が増えたためという。

毎月送信される総務省の11月労働力調査の数字は、有効求人倍率は改善されているのだが、その多くは非正規の契約社員だったりする。

非正規社員の数は、1年前と比べ48万人増、2012万人となりました。一方、正社員は5294万人29万人も減りました。雇用者に占める非正規の割合は38%に達しました。

27日朝日新聞朝刊によりますと、女性の非正規の増加が目立ちます。非正規の57%を占める女性。25歳~34歳が前年同月より9万人増えています。35歳~44歳が10万人増、45歳~54歳も11万人増えています。子育てを終えた女性(子育て中であっても)就業したい人が多くなり、そういった方々が正規につきにくい環境だというのがわかります。

また、65歳以上の高齢者の非正規社員も増えているということです。男性で16万人、女性で10万人の増加です。まだまだ働けるいや、健康年齢を続けるためにも働きたいという人たちがふえていて、求人がそれにこたえているということだと思います。

厚生労働省の毎月調査の勤労統計調査によると、給料は上がっていない。基本給や残業代などを合わせた現金給与額は1.5%減、27万2726円となりました。

輸入食料などの価格も上昇しています。つられて物価の上昇が相次ぎ、物価上昇分を除く実質賃金指数は4.3%と、17か月連続でマイナス。

安いものが売れる。賃金は上がらない。正規と非正規社員の給料の差がますます広がる。といった悪環境、デフレ状態は続きそう。

一方で、円安、アメリカなどの株価上昇で、投資家、マネーゲームを楽しむいわゆる不労所得を得る人たちには、アベノミクスが効いているようです。


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