小渕カレンダー、松島カレンダー [政治活動]

10月22日(水)

政治家カレンダー

うちわに始まって、政治家が出すカレンダーなどがワイドショーを賑わしています。

関東地方では、最も保守的で古い政治活動がまかり通る群馬県では、いろいろな政治活動が普通に行われているようです。

八ン場ダム造成の進捗を見に行った数年前、県道沿いには「小渕優子」氏の立て看板がどこまでも続いていました。当時は民主党政権でありましたが、群馬県ではそんなものなんのその。脈々と続く政治家一族を今こそ盛り立てようと地元の結束は一段とかたくなっていました。

自民党が復権したから気が緩んだのかどうかはわかりませんが、「なってしまえばご安泰」の国会議員、潤沢なお金を古い慣例に使って使い放題。油断から(足をひっぱられた)。

小渕さんの顔と事務所の所在地が入ったカレンダーはやっぱり有価物でしょう。小渕さんの顔がラベルに貼ってあるワインは有価物そのもの。こういったものが地元で通用する時代と、認識を誤った支持者たちの〈うっかり〉を、責めているようなご本人でしたが、地元以外は「アウトでしょ」と誰もが思う。

本人は「私は知らなかったんですよ、誰かがやっちゃったんですよねー」。これは通用しない。

松島カレンダーも松島うちわも、同じです。カレンダーやうちわは、もらいすぎて困る代物です。すぐには捨てられないからどこの家にもしばらくは滞留しますが、いずれ捨てられる運命。それでも(少しでも目に留まればそれでいい)と、政治家は大量生産するのです。私ももらったことがある。すぐには捨てられないから、じいちゃんの部屋に「これ、字が大きくて見やすいでしょ」と押し付けた。

宮代だって

この頃、立ち話などで「松島大臣のうちわダメだよね」「観劇もダメだよね」と、私の周りでも言う人がいますが、宮代町だって、そういうことけっこうあったんですよ、つい最近まで。

誰のころとは言いませんが、名前の入ったカレンダーは配られていましたよ。農家などでは玄関入ったところの特等席に飾られていましたよ。いつか町長がうちに来たとき(ほらっ、うちでは一番いいところに飾ってあるんですよ)と言いたいために? はたまた、他の訪問者に(ほらっ、町長とはこういうじっこんの仲なんだよ)と自慢したいために? 

 観劇や交流バス旅行も、やる人はやっていましたよ。ある議員は、サクランボ狩りだか何だかのバス旅行の差額を自分が出す形で実施していましたゾ。

 保守的な政治は、上(国会議員レベル)がやるようなことを下(地方議員レベル)がやるのが常道、というか王道。もの作戦と(根回し)、それに(昼の議論はほどほどに夜の宴席を有効利用)も常道で、これをやれるのが大物政治家、といくらか勘違い。

 この頃は、そういうことで足がツクのを嫌うのか、個別対応で1軒1軒違う対応をしている人もいます。出かけていっちゃー、鼻をくすぐるやりかたですが、もらった人やどこかでおごってもらった人は、どうしても人に言いたがるもの。こんな姑息な手段をやってもバレてしまうのです。

 まぁ、これまでよくあることが、メディアが「それはダメですよ」になれば効果はあります。〝政治に金はつきもの”が少なくなるので、大いにフッタかってほしいもんです、この手の話題。


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