医療の高度化も給付費の増加の要因 [高齢者政策]

10月16日(木)

2025年には2倍

医療と介護の給付費の増加は、介護で2012年ー8.4兆円→2025年ー19.8兆円、後期高齢者医療制度では2012年ー13.1兆円→2025年ー25.7兆円と、2倍になる予想。

介護と後期高齢者医療保険の給付は合計して年率6%のび、その他の医療保険は年率2%の伸びになるという。

政府は、こんごの若い世代の負担増を考え、高齢者の負担割合を増やす案を11月中にまとめ、来年の通常国会に提出する予定らしい。

これについて、当の高齢者へのインタビューで、(今朝のテレビでは)「年寄に死ねって言うのか」「若い人たちに負担ばかりかけているのは悪いからそれは仕方ないよね」の2通りの意見があるようです。

 この反応は、その人の境遇により違ってくることもある。たとえば、私は今のところ健康だから(若い世代に負担を重くしちゃ悪い)と思う方です。が、病気をし、改善しない状況に居る方は(豊かな日本をつくってきた高齢者を支える日本でなければならない)と思うでしょう。

実は医療の高度化が

ところが自民党の河野太郎氏のブログによると:介護保険と後期高齢者医療保険の6%の伸びは社会保障の自然増と言われる部分だが、中身をよく見ると高齢化による(自然増の)部分が3%、医療の高度化の部分が3%に分解できる:のだそうです。

その他の医療保険の給付費も医療の高度化が3%、75歳未満の人口減による給付費減が-1%、合わせて2%の増となる。

高齢化による医療・介護の3%の伸びを吸収するのは現役世代の負担能力の伸びだが、賃金上昇率ー労働人口の増減率は、内閣府の推計では2.9%だから、このあたりが限界なのである、と。

高度医療、高度な医療機器整備の問題も、これまた境遇、立場、人生観などで違ってくるところもありましょう。

しかし、もはや自分では選べない場合もあるのでしょうね。

悩ましい。せめてできるのは、運動したり、太らないようにしたり、など健康管理をしていくということなんですが、努力していても突然やってくる病気だってある。


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