2時間かけて稲刈りに [農のあるまちづくり]
9月29日(月)
はじめての稲刈り体験
昨日、午前11時、新しい村の前を通りかかった。50人ほどの家族連れが、新しい村前の田んぼで稲刈りを楽しんでいました。
バスが止まっています。遠いところからきてくださったのでしょうか。
ちょっと近づいてみました。世話人みたいな人が、あちらから話しかけてきました。
私「バスでいらしたんですか」世話人風の方「逗子市から来たんですよ」私「早くに出発したんですか」世話人風「2時間半かかってきました。7時半に出発して」
本当に「天高く、馬肥ゆる」秋。東武動物公園のレジーナ(ジェットコースター)からは急降下するたびに歓声が聞こえます。
その下の田んぼでは、「お父さん、こんなに刈れたよ」と自慢したり、班田に稲の束をかけるお母さんの姿がありました。コンバインなどは登場しません。すべて昔ながらの「稲刈り」→「天日干し」→稲扱きの作法通りです。
世話人風の人は言う。「我々はスーパーのオービーなんですよ。オービーたちで食育をやっているんです。食べ物の大切さ、自分で作ることの大変さを子供のころにわかってもらうのは、スーパーとしてやるべきことかと思って…。」と。
このあと、「村の集会所」で、お昼を食べたり、付近を散策して帰るのだそうです。多分、帰りのバスの中は、心地よい疲れでみんなぐっすり、でしょうね。
あたらしい村の周辺は、秋色にそまっています。それと、町内はほんとにもう、金木犀がどこでも匂っている。金木犀の季節はほんの1週間。あと数日もすればまず匂いから無くなって、地面は落下した小さな花でオレンジ色のじゅうたんができる。
花の色はうつりにけりな・・・ですね。ホント、花の命は短い。でも、秋の実りは、これからしばらく連続していきます。
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