綾小、綾中がユネスコ校認定 [環境]

5月4日(日)

宮崎県綾町の教育

宮崎日日新聞によると、国際教育科学文化機関(ユネスコ)が、国際理解教育などに積極的に取りくむ学校を承認する「ユネスコスクール」に、宮崎県綾町の綾小、綾中学校が県内で初めて加盟を認められた。

綾町は2012年、エコアークに登録され、2校でも環境教育に力を入れていることから承認された。

綾町にあこがれた

綾町は、環境施策、資源循環型農業のパイオニアです。私が、(もう解散しましたが)「アースディin久喜宮代」の活動に加わった平成5年ころ、環境農業、ごみ問題に取り組む市民活動・グループがお手本にしてきた、いや、あのころの全国からテキストとされた町が綾町だったといってもいい。

その後、台所ごみの地場産野菜への循環システムを築いた山形県「長井市のレインボープラン」なども出てきたが、そういった先進地も、みんな宮崎県「綾町」を目指していた。

「農のあるまちづくり」を基本理念に据えている宮代町も、綾町の研究をしたもんだ。

あれから20年たつ。社会情勢は目まぐるしく変わった。たとえば合併のあらしの中、丁寧なまちづくりは中断され、急速な高齢化で循環型農業も担い手がいなくなった。震災もあった。

いつしか、綾町方式、紫波町(岩手県)方式などの真摯な取り組みも話題にのぼることが少なくなった。

でも、本物を希求するところは、やっぱりこだわっていた。久しぶりに綾町の話に出会ってうれしかった。

シルクロードも世界遺産へ

6月に、カタールのドーハで開かれる世界遺産委員会で「富岡製糸場と絹産業遺産群」などとともに正式決定されるものに、あの「シルクロード」の一部が加わる。中国と、カザフスタンとキルギスの3か国が推薦している「シルクロード」が、承認される予定という。国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)が登録するようにユネスコに勧告した。

中国の洛陽から「天山山脈」と呼ばれるルートを経てカザフスタン南東部に足る道路網に33か所もの遺跡がある。イコモスは、「人と物の通路であっただけでなく、知識や信仰、技術革新の流れを生んだ」と評価した。

えっ、まだだったの・・・といいたいくらいです。壮大で、悠久なロマン、「シルクロード」のローマへの道の途中には、世界を脅かす紛争の国々もありますが、気の遠くなるような歴史を織り込んだシルクロード。日本が逆立ちしても手に入らない歴史の遺産ではないか。いつの日か行ってみたい、と世界中の人が思う場所でしょう。


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