記録的な大雪の影響 [災害]

2月23日(日)

記録的な大雪

先週の記録的な大雪の影響で、孤立している村はまだたくさんあるようです。山梨県内、そして埼玉県秩父市などの山間地域に多く、水分の多い雪は除雪作業を困難にしているようです。

山梨県内では、人工透析を予定通り受けられず、症状が悪化している人が、自衛隊のヘリや車両、救急車によって医療機関に搬送されています。山梨県内には約2200人の透析患者がいますが、除雪作業が追い付かず自宅から出られない患者が受診を延期しているのだと、医療関係の情報が伝えています。

依然73人孤立

23日夕現在、群馬県が1世帯、埼玉県が25世帯、山梨県が20世帯、合計で73人が孤立していると新聞が伝えていました。

孤立が救済された後にも、多分、大きな額の農業被害が報告されるのでしょう。大変です。

食事の配慮で

県は、透析患者に症状の悪化を防ぐため「タンパク質や塩分などを控えて」と食事の配慮を呼びかけています。

対応が遅れた埼玉県

今日、夕方のテレビ特番では、秩父市内の孤立している村からSOSが出ていたのに、「住民の命にかかわる事態ではない」との判断から、自衛隊の出動要請をしなかった埼玉県の判断に疑問を投げかけていました。

困っていたのは、秩父市内と言っても、合併で広大に広がった山梨県境の旧大滝村など山間の部落。秩父市長は「十分、命の危険がある事態」と、県を通じて自衛隊の作業を要請し、大雪で遮断されている道路の除雪、病気を持っている人の搬送などを切望していたという。

しかし、県はこれを認識せず、「命にかかわるような事態ではない」として、県知事はイベントなどに参加していた。危機管理が全くできていなかった県知事に、同番組は「県が認識しなかったので、孤立した村は大変だった」と伝えていた。

この判断の差が、患者さんなどの状況に大きく影響した。これにより、同じ孤立した村を持つ山梨県と比べて、埼玉県は2日ほど、自衛隊の出動が遅れたということです。番組の中では、県知事は前述したように認識の甘さ、対応の遅れを認めなかった。しかし、遅かりし、あとのニュースでやっと反省の弁が流されていました。

普段から、細かい想定、擬似訓練などをしておくことの大切さはもちろん、「地域防災計画」には、それこそ「地域」ならではの「大雪編」の具体的計画を盛り込んでおく必要があろうと思われます。

雪かきシャベル在庫なし

余談ですが・・・

昨日、幸手の「ジョイフルホンダ」で、雪かきシャベルを購入しようと思い、売り場を探しました。そしたらどこにもない! 店員さんに聞いたら「在庫ありませーん。このあと入ってくるかどうかもわからない」と。

そうなんだ、今年は想定以上の雪が降ったんだ。雪かきシャベルが手に入らないのなら、もう、雪が降らないように祈るしかないです。[end][end]


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