国の借金過去最高 [国-地方]

11月10日(土)

国の借金983兆円

昨日の統計発表によると、国の(政府の)借金は983兆2950億円になり、国民1人当たり771万円((10月1日現在の人口1億2753万人で割ると)になるという。過去最大の借金は更新し続けている。

前回公表の6月末より7兆1098億円増えている。

特例とはいえない「特例赤字国債」が可決されるのだから、さらに借金は増えて行くわけでしょう。大変なことです。

が、地方は(もらえるものももらえない)現状に耐えられないから、とにかく法案が通りそうでほっとしているということで、それ以外はワイドショー・ネタくらいの意識となってしまう。

がっかりする記事を書くな

昨日、視点201号を印刷していたら、となりで演奏団体の出し物メニューをまとめていた男性が、「この前の視点200号の記事、気になったんだけどサ、年収200万円以下の人が7割って書いてあったよね。あれ、どういうこと? そんなわけないでしょ。」という。

私「そうですか。赤ちゃんからお年寄りまで入れて、そういうことになるんです。表現が、がっかりする表現だったですか」 男性「うん、そうだねー。それじゃーこの町はやっていけないじゃーないか」

私「すみません。もちろん高額所得の人もいるし、所得税の高額納税者、固定資産税、都市計画税など別の税収はあるので、町がやっていけないということではないのですが・・。今度機会があったら、別の表現で財政のことを書いてみましょうか。高齢化で、年金収入の人は確実に増えて行くとは思いますけど」

男性「いいけどさ。なんかヘンだよ。俺なんかも年金生活だけど・・。」 年収200万円・・・の記事を読んだ不快さは、私への不快さにすりかえられている気がするけど、しょうがない。

印刷したての201号を「良かったら、読んでください。今度のもがっかりするかもしれません。医療の2025問題など書いてありますから」と、ダメ押しみたいな私。

懐メロの楽しい歌曲が書いてある演奏メニューの小冊子をみて、「あっ、私の好きな歌ばかり!」ということから、だんだんうちとけてきた(ような気がする)

今、景気のいい話題が多い自治体もあるけど、多くの自治体はそうでもない。ここは我慢のしどころともいえます。

でも、健康なら(良し)としましょう。問題は、健康じゃなくなった時、もっとご高齢になって体の自由度が低くなった時、ですよね。そこまでの中長期計画の方が問題です。

【六花】に移りました

義父は、33日間入院した「東埼玉総合病院」を昨日pm1:30退院して、介護タクシーを使い、2:00に次の滞在場所、「六花」の介護老人保健施設に移りました。

介護老人保健施設は、病院ではなく介護保険の給付事業の、老人の機能回復、機能維持(医療行為を伴う)の施設です。

入院を経験した高齢者は、いきなり家庭に戻るのがきびしい人が多いです。こういった人たちが、入院前の機能をできるだけ回復させる・・これから、介護老人施設の必要性も増えてきます。

介護保険事業は、自治体の事業ですので、家庭の介護の負担を減らすために、自治体内に介護施設がたくさんできることはいいのですが、自治体の負担が増えることになります。

でも、現実、家庭介護には限界がある場合が多くなる。施設には入れたい・・・。

「12万円で済むから」

もう3年半以上、介護老人施設のいくつかを回っている(「老健」は長くても1年で退所しなければならない。ほかの「老健」を探し、そこで1年とか過ごし、前のところに申し込んで再入所することはできる)近所の方に、「大変ですね。毎日通うのも、費用も」というと、

「でも、介護保険制度がなければ、4、50万円はかかるのに12、3万円で済むからありがたいのよ」とおっしゃる。そう、家庭で診きれないから、社会全体で診る制度が介護保険なんだけど、結局、個人が1割負担するこの制度は、残りを働いている人からの徴収(国から)、町の財政(介護保険料+他会計から繰り入れ)からの費用でまかなうことになる。実際は、ありがたいことでもなんでもないのだ。

自治体の財政を、これからも圧迫し続けて行くことになる。

「老健」は仕組みが違う

東埼玉病院には、本当にお世話になりました。おかげさまで静かにゆっくりと療養できました。昨日からお世話になっている「六花」の老健施設も、やさしく丁寧に対応してくださり、本当にありがたいと、思っております。

けど、義父は、病院とは違う仕組みに、少しばかり慣れてもらわなければならない。おなじ1人部屋でも、病院は、まったくの1人、部屋から出なくて済むから、義父はゆったり仙人みたいに過ごした。

しかし、老健は、1人部屋といっても、昼間などはラウンジに出て、団らん、食事、時にはマスゲームの中にいなければならない。人と交わることも、つまり「リハビリ」だからです。

高齢だと予期せぬ事故(転倒とか、誤嚥とか)で、状況が急変したり、急死にいたることもある、とかいろいろなご説明をいただいた。そういったことは、すべて了解している、とお伝えしました。

ただ、「自分の部屋で1人過ごすのは、いっさい気にならない人ですが、1人でいるのが好きなので、たまにはラウンジに出ないで部屋にいる、というかもしれませんが、よろしく」といった。スタッフの方は、「無理にはしません。けど、みんなと過ごすのも機能回復になりますから」と。

そうだった。「老健」は、病院とは目的、仕組みが違う。

おっしゃることはわかります。まぁ、超高齢だから、家庭介護には無理があるだろうとお願いしたわけで、、お任せします。

義父の部屋は、介護士さんたちのステーションのすぐ前、窓からは動物公園や姫宮落しの桜並木が見える絶好のウィンドウビュー。 お花見の季節や花火の季節まで元気でいてくださいよ。

着替え

病院にいるときは、ねまき、タオルなどすべてレンタルを利用した。タオル(大小)セットは1日いくら、パジャマは1日いくらと決まっている。1日何回着替えようが料金は一緒。

何年か前までは、家族が洗濯物を取りにってまた届けて、といったことが毎日の負担になっていたと思うが、どんどん便利になっている。昨日の清算で、33日間のレンタル寝間着代金は6,700円ほど。イヤー。助かりました。

今度の「老健」は、どうかというと、着替えのレンタルなどはない。そのかわり洗濯を頼むことができる。この利用料が1ヶ月5000円。これも頼むことにしました。

最低3セットは衣類の用意が必要だというので早速、肌着、パジャマなど3セット買って届けた。施設の方で、名前を入れてくださるということだった。

どんどん利用者の側に立って便利になっている。5年も経つともっと変わるでしょう。

そのかわり、すべてお金で済ませられる時代とも言える。


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