長野県で事業仕分け見送る [事業仕分け]

9月7日(金)

県議会の反発が強く、事業仕分け実施なし

民主党の客寄せ政策(民主党より前からやっていた自治体、自民党若手などあまり知られていないですね)で、主導した行政刷新会議の事務局長だった阿部守一氏が「信州型行政仕分け」をマニフェストに掲げ、長野県知事に当選をはたしました。公約どおり、一昨年試行的に、昨年全面的に(県事業の)事業仕分けを実施しましたが、県議会の反発が強く、今年度は実施できないと、ML上の報告にありました。

<構想日本>へのアレルギー

県議会の反発のもとは、全国自治体、政府の事業仕分けを提言し、サポートしてきた「構想日本」へのアレルギーだと聞きます。

アレルギーとは、なれないもの、異物とみなしたものに体や心が拒否反応することだと思うんですが、地方議会には、特にこれがあるようです。ナンダカンダもっともらしく文句をつけますが、端的にいえば、理解してない、理解するのもイヤだ、という「あたらしいもの拒絶体質」に他ならないような気がします。

議会だけじゃなく、執行の一部にもこれが見えます。「仕分けしてみれば、税がどのような形で投入されているか、税に見合う効果があるか分かりますよ」と執行にいえば、執行側の偉い人までが、「事業仕分けって、削減されちゃうんじゃないですか」とか、「レンホウさんみたいに言われちゃうんですかー」と・・・。表面を見ただけや、マスコミの情報を仕入れただけの人もいる。

本当に、単なる(好き嫌い)(未知の世界へのアレルギー)だけは勘弁して。


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