学校給食への地場産野菜・・下降線 [施策]
8月20日(月)
他市町に先がけ、地場野菜の使用を増やしていったが・・・
宮代町は、11年前から、町内産の野菜を学校給食に使っています。しかし、このところ、その使用量が下降線をたどっています。
H20年度は23トン、H21年度は17トン、H22年度が9トンと減っています。「あたらしい村」に登録した生産農家の生産力が下がっています。新規就農者を育成するプロジェクトを進めたりしていますが、それでもジリ貧気味に生産能力が追いついていきません。
あたらしい村の直売所も充実させなければなりません。
農業生産のパイ、つまり農業従事者人口が減っているのでは、基本的に「農あるまちづくり」の継続が危ういわけでして、戦力、政策が持ちません。
そこで、生産の担い手をどう確保し、またどのような人を巻き込んでいくか、です。今後長期的に「担い手ビジョン」を作成し、やっていかなければならないと思います。
これがちゃんとできれば、<農あるまちづくり>の旗は掲げ続けて、総合計画のバックボーンにしてもいいのですが、土台無理な状況なら、町の旗印<農の資源を生かしたまちづくり>など降ろした方がいいかもしれません。農の資源が枯渇してしまう。
農の持つあらゆる資源=人材の継承に行き着きますね。
9月議会に、そこんところ「一般質問」通告しました。
いかんせん、パイが小さくなっていて、他で補完できない現状はしんどいのではないか。職員の<政策セミナー>で「農のあるまちづくり」、みずみずしい政策を立ち上げてからもう20年近くたっているわけですよ。
タイトルの素晴らしさに頼っている割には、政策が打ち上げ花火だ。
タイムスケジュールを刻め。刻んでいる時間にストーリーがある。
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