ガレキ 実際は10分の1しかなかった [震災]

8月6日(月)

岩手県野田村のガレキ

ガレキについては、宮城県の二重カウント問題が浮上しました。そのほか、岩手県野田村のガレキは、まったく報道されている量と違っていました。

野田村のガレキは、当初広域予定量を18万トンとしていましたが、実際は1.8万トンしかなかったということです。現地で処理できるじゃーないかと市民団体が発信しています。が、ここにカウントの問題があります。

ガレキは今どうなっているか。

これまで環境省が推計していた量とは大きく違って、広域処理するガレキはかなり少ないのが現状のようです。

国の交付金目当てで

驚いたことに、ガレキは、廃棄物ではなく有価物なのです。ガレキは国の交付金で、95%~100%手当てされます。有価物となった(もともと)廃棄物は、処理予算がつき、どこが処理を委託されるか利権が発生するのです。もう見積もりが出てしまったあと、実際は10分の1しかなったとなると、どうなるか。最初の量で請求が行われてしまうのだといいます。

多めに発表していたのを、埼玉県の市民団体がチェックしました。が、これまで排出側と受け入れ側で適当に用量をカウントして、契約書を作り、国に申請し、交付金が下りてくることになっていたのではないかと指摘されています。

広域の問題は、<絆>という大命題の影で、実にいいかげんに大きな金が動こうとしているようです。


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