自販機設置場所-競争入札導入に前向き [施策]

6月20日(水)

自販機競争入札・・・八潮市では前向き

八潮市での一般質問。宮代町と違って、八潮市では、「自販機の設置場所を競争入札で」に極めて前向きの答弁がありました。

約10日前、私が同様の質問をしたとき、質問の趣旨すら確かめないで答弁をした宮代町(質問の内容がわからないときは、事前に質問議員に確かめるのに、それはなかった)と違い、八潮市は、「増収が図れることが期待できる」として導入に前向きの答弁をしました。

Y議員の質問要旨「H18年度の地方自治法改正で、行政財産の活用範囲が拡大されたのを機に、全国の自治体で、自販機の設置スペースの使用料を入札する動きが広がっている。

奈良県では、予定価格の40倍近い8000万円で落札された。中の1台は、予定価格の140倍となる約1470万円だったと聞く。今後、入札方式に変える予定はありますか。

答弁「奈良県に確認したところ、全体で450台ある自販機のうち、30台について行政財産の貸付にかかる一般競争入札に付したところ、3年間(契約は3~5年が多い)で総額8002万807円、1台当たり平均88万9120円で落札されたとのことでした。--中略--

八潮市社会福祉協議会や福祉団体が設置している自動販売機については、その収益が地域の福祉活動等に生かされること等を勘案し、使用料を免除しております。

八潮市の福祉団体以外の23年度の1台あたりの使用料は1万2800円でした。・・中略・・競争入札は、増額が図られれるなど財政面で効果が期待できると認識している。今後、あらたに自販機を設置する場合は、入札方式の導入を念頭に入れ、既存の自販機については、協議しながら導入に向けて検討してまいりたい」 --ここまで引用--

答弁の前の検討・研究、答弁の表現に大きな違いが感じられる一件でした。

参考までに宮代町の答弁・・・着眼点がずれてないか

答弁「自動販売機の設置者として、宮代町社会福祉協議会が19台、町内業者が7台、指定管理者が13台の合計39台。社会福祉協議会の自販機を除き、行政財産の目的外使用として使用料を町にお支払いいただき、自販機の収入は指定管理者の収入となっています。社会福祉協議会の自販機については、「ひまわり作業所」の作業生の就労の場となっており、その売上げにより、作業性の工賃になっているため、使用料については免除となっています・・・」

着眼点[ひらめき]が違うことに、おそらく多くの方がお気づきでしょう。

社協や福祉団体等がペットボトルや缶コーヒーを売っていくら収益を得ようが得まいが、それはそちらの収益。大いに売って収益を得ていただきたい。要は、ショバ代(場所使用料)としてメーカーがいくら払うか、競争入札にかける、のです。

社協だろうが指定管理者だろうが、場所は公有財産として、競争が成立するのです。

メーカーは(このくらい払っても)ここに設置したいという数字がある=行政とてビジネスをし、日銭を稼げ、とはこのことでした。

同じ内容の質問に、これだけ答弁の差が生じるのは、行政区の大きさ、人口の差だけではなく、議員個人の力の差なんでしょうかね[もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)]。答弁に関しては、トップをはじめ幹部職員の会議ですべて確認してからでてきますので。


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