日工大留学生パーティー [国際交流]

6月21日(火)

今年も盛り上がった

毎年、この時期、日工大の留学生達のために歓迎パーティーが催されます。今年も、国際交流の主だったメンバーがお招きを受け、お邪魔しました。6時半から始まるというそのとき、6時20分ごろから、篠つくような雨(さめが泳ぐような、と表現する国もあるんでしょうが)。わが家から会場の学友会館まで100mもないのにビニールの合羽を着て・・・足元はびしょびしょ。

 昨年より幾分少ないようですが、留学生達は100名近く集まりました。学長先生、留学生達のお世話をする先生に続いて、中国、サウジ、ミャンマーの留学生が代表して挨拶をしました。サウジアラビアの学生が「まず、東日本の大災害地の方々にお見舞いを申し上げます」と。今回の災害で国に帰った子もいるといいますが、こちらにとどまった学生は落ち着いて現状を理解しているし、心からのお見舞いが言えるの見習いたい事です。

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「乾杯!」のあと、大学側が用意したたくさんのご馳走をいただく。アルコールなし。学生の身分ということもありますが、昨今はイスラム圏の学生も多いから。

サウジアラビアの学生と食べながら歓談。「ラマダンの時は、テレビで、食べ物のコマーシャルは流れないんですって?」と私。「そうです」と学生。「へーぇ、なんで? 食べたくなっちゃうから?」とバカなこと聞く私。

サウジはイスラム圏の中でも厳しい規律が求められる国。「体に食べ物を入れないで体を浄化する」「貧しく食べられない人の立場になってみる」といった「教え」を知る人ならば、私の感想の低レベルが分かる。すいません。

それでも、ラマダン月の(今年は8月1日からだという)日の出から日没まで食べ物、水タバコまで口にしない規律は、国際都市ドバイあたりだとかなりゆるいらしい。一流ホテルの中にはコーヒーくらい飲めるカフェがあったりするし、ラマダン明けにはチョー豪華なディナーが用意されるというのです。

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会食

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ミャンマーの学生の挨拶の中で「ベトナムの友人が難病にかかって大変なことになった」と。「ベトナムの学生は今、大宮市内(確実ではない)に入院中であるが、感染症の悪化から両足を切断することになってしまった。みんなで彼を応援しよう」と言う呼びかけがありました。異国で大変な苦しみを負っている学生、なんという事でしょう。会場の3箇所に、色紙と募金箱が用意されました。私も(応援の一言と)お見舞金で参加させていただきました。

最後は「一本締め」ならぬ、恒例の「段々締め」でオヒラキ。


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