中国の高校生から手紙 [国際交流]

12月21日(火)

びっしりの日本語

昨日ポストに届いたらしい。見慣れぬ封筒と見慣れぬ切手。よくみると中国からの手紙でした。日本国で始まる宛名も、自分の住所も(小さな字で)びっしりと書いてあります。

2月にわが家に来た中国の高校3年生、ソー・シガさんです。日本のアイドルのようにかわいい顔がよみがえってきました。

一緒に宮代を散策しました

2月の末、春のようにあったかい日、日工大にやってきた中国・武漢の高校生の一団。そのグループを私たちが散歩、お茶に誘ったのです。実は、散歩のほうは時間がなくて、日工大から「六花」、笠原小学校、進修館の1時間コースで終わりになってしまったんですが、散歩中、「日本の家庭に行ってみたい」「猫がみたい」という女の子2人と仲良くなって、「うちにおいでよ。猫いるよ」と誘った次第です。

誘ったはいいが、当方はいつもドタバタ忙しい身、(あと2日間しか埼玉にいないのに、うちに来る時間はないだろうな。忙しくて面倒だ)なんて考えていました。そしたら、次の日、先生を通じてジャンジャン電話がかかってくる。ケータイにインプットしておいた先生のコールがなるたびに「エーッ、忙しい!」。

でも、その翌日何とかひまになったとき、またしてもかかってきた電話にやっと「ごめんなさい、ずっと忙しくて」と対応。日本の高校生と違って、いったん約束したのなら、相手が忙しかろうと、他の事情があろうと気にしないで、「行きたい」とストレートに言うのが、中国の高校生のいいところかもしれません。

夕方、正門のところで待ち合わせて、わが家まで3分。めずらしそうに家の中を見ていました。ケーキとお茶のほかは「ダイエットしている」そうで食べませんが、屈託なくお茶目で好奇心いっぱい。猫をひざに乗せて「中国ではマンションばかりだから動物は飼わないんだ」といっていました。

この一団はおしゃれな女の子が多く、宿になっている「日工大・学友会館」でも夕食を抜く女の子が多いのだと。最新のファッションといい、ダイエットといい、中国の都会化はまず若い層に定着していました。

日本に行く準備をしています

今日の手紙は、そのうちのひとり、猫が大好きな、ソー・シガさんのほうでした。手紙には「帰国してすぐ私にメールを送ったけど、返信がなかったこと。日本の大学に行きたいので推薦を受ける準備をしていること。それがキャンセルになる可能性はZEROではないこと。勉強が大変なこと」などが書いてありました。

ごめんなさい、メールの件。私は毎朝、迷惑メールを削除するのに追われていて、MLに登録してない人、学習会などで知り合った人などのほかは、吟味しないで削除している可能性が多いです。ソー・シガちゃんのメールも消しちゃったんですねー。

本当に悪いことしてしまいました。にもかかわらず、やっと勉強のひまが出来たからと、「今度は手紙で」連絡を取ってくれた高校生に感謝したい気持ちです。

今日はこれから、昨日の、日工大留学生「年末パーティー」の活動報告を「公募補助金」用に作らなければなりません。それから午後は和光市で開かれる<道路の勉強会>に行かなくてはなりません。あわただしいけど、ちゃんと返事を書こう。ゴメン、本当にごめんなさいね、ソー・シガちゃん。


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