「宮代色町男女共同参画プラン」と「第3次八潮市男女共同参画プラン」 [法施行]

[猫]猫の具合が悪くて、、、。やっとお医者に連れて行きました。3週間に1回は注射を打たないと、食べられなくなってしまう当方の猫、拾った時には傷だらけ、最初からリスクを抱えていました。夕方、逃げ回っているのを捕まえ、伊藤動物病院へ。ほっ。家族ですから気になります。

[ふくろ][ふらふら]2女は2女で、職場の配置換えで、毎日、深夜の帰宅・早朝の出勤が続く。笑顔が少ないので、なるべく話しかけナーい。

第3次八潮市男女共同参画プランと比べて

今年1月、八潮市では、前年12月に策定作業を終えた「第3次八潮市男女共同参画プラン(案)を示し、パブリックコメントを求めました。(案)は、全66ページで、アンケート調査、市民ワークショップから見える八潮市の現況なども記載され、まぁまぁの出来だったと思います。 それと、今回パブコメを募集している「宮代町男女共同参画」プラン、比べてみました。

当時、友人の議員からパブリックコメントの事を聞き、パブコメを集める方法、周知期間、周知の方法、計画(案)を見られる場所などを確認しました。                                         計画(案)をおいてある場所が少ない、周知の方法が親切でない、その結果パブコメが、関係者など数名しか集まっていない、などを指摘しました。

一定の完成度があった

次に八潮市の計画(案)を送ってもらいました。                    基本目標2 男女共同参画の意識作り-1、具体的取組が、表になっているのが良かったです。                                       具体的な言葉、数値目標が示され、ビジョンも明らかにされています。     パブコメを集めるのに抽象的な表現の羅列ではダメです。             ある程度の具体的取組が書いてあるなど一定の完成度がなければパブコメを集める資料にはなりません。                               具体的であればあるほど、イメージが湧き、更なるコメント、要望が出てくるものと思います。

〇男女共同参画推進条例の周知…条例の周知のためのパンフレット・ポスター⇒中学生、小学校高学年でもわかるような表現。                       〇「男女共同参画社会」という用語の周知度…100%⇒大人になって急にわかるわけではないので、小学生からこの用語の意味が認識でき、自分の家庭を考えることが出来る、という数値目標。

〇重点目標...女性に関するあらゆる暴力の防止 ドメスティック・バイオレンス(DV)をはじめ、働く場所における⇒働く場所、地域                            主な取り組み…◆暴力の防止に関する啓発 ◆女性相談の充実このほかに、救済する拠点の整備・(場所の案内)も必要

など、気になったのを覚えています。

なぜ、よそのまちの「男女共同参画」計画案に関心を持ったか、それはある程度の完成度(具体的行動、数値目標など)があったから、更なるイメージがわいたからです。

一方、宮代町では

まず、周知の方法が、一般の町民には「広報みやしろ」の1ページの中の4分の1のスペースだけであること。次に、運良く「広報みやしろ」のこのページを見ても、計画(案)を見るためには何箇所かの公共施設に出かけなければならないこと、この作業をする人はさらに減少します。(パソコンで見ることが出来るというけど、パソコンから見られるのは町民の何%だろう?) つまり、一応、パブコメも集めました、という消極姿勢です。

次に、もらった「案」は、県などにマニュアル以上のものはなく、意見収集するための資料としては、十分でない失礼ながら薄い小冊子(36ページ)。                                          よっぽど恵まれている女性が住んでいるのであろうと思われます、宮代町は。                                         もっと言わせてもらえば、事前に現況調査が十分に行われていなかった、統計などは県の調査を使用していて、どこの資料としても通用する、したがってみやしろ町という地域がどういう特性を持っているかが掘り下げていない。

宮代町は、農村部と、振興住宅団地、既存の住宅街といった地域からなっています。どの地域も、概してきわめて貧困、きわめて富裕という人たちが居住するわけではない。人の移動が少ない。              落ち着いてはいますが、きわめて保守的、閉鎖的、「目立たない」「恥をさらさない」を良しとする地域です。それゆえ、女性の声より男性の声が通りやすい土地柄だと思います。

形骸化するなら、やめたほうがいい

他の町より10年遅れた「男女共同参画」、今、改正「DV法」施行をうけてDV基本計画を策定しようというところが多い中、DV、セクハラについて最後の2ページを割いているだけでいいのか、DV計画は別に策定するツモリがあるのか。また、「男女共同参画」の3点セットといわれる条例、拠点となる場所、それに基本計画をこれからどうするのか。

遅れた理由は、庁内に女性を加えたプロジェクトチームがないからというのも大きな理由であろうと思われます。                    一番意欲的な吉川市は、一人の女性職員がずっと中心になって継続的に担当し、「いいもの」を仕上げました。                                宮代町が、遅ればせながら体裁だけ整えようとするなら、(県や、国がなんと言って促せようと)やめた方がいい。形骸化するのが目に見えています。

それから、「計画案をください」と言ったら「ホームページに出ています」と言われましたが、どこの自治体でも、議会には配布されます。 ここにも消極性が出ていませんか。                             とにかく関心を持った人がいたら「ラッキー」と便宜を図ってください。

男女共同参画は、今、最も「日の当たる施策」です。庁内の女性職員がセクションを超えて参加してはどうでしょうか。庁内で持ち回りの仕事という姿勢なら、別に今作ることないでしょ。

実効性ある、あるいは具体的中身の伴った「男女共同参画」、春日部市、久喜市等でも着実に前に進んでいます。取り組みに熱心な人がいたからだと思います。私の友人の女性議員たちもそうです。          ずっと同じ人が継続的に担当したといったことも、内容が充実した理由でしょう。                                        いや、宮代町には、困っている人の事例がないからと、また言うのでしょうか。

 


nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。