老人福祉事業の倒産、7割が設立後10年未満 [福祉]

「介護保険制度」で新規参入してみたが
2001年から今年10月までに全国で発生した特別養護老人ホーム(特養)など「老人福祉事業者」の倒産は66件で、このうち、69.7%が設立後10年未満であることが、帝国データバンクの「老人福祉施設・医療機関の倒産動向調査」でわかりました。
一方、設立後30年以上は6,1%と低く、2000年の「介護保険制度」のスタートに伴い新規参入したものの、競争の激化などで計画通りに事業展開できなかった企業が多かったと見ています。

倒産の形態を見ると、「破産」57件、「民事再生法」4件、「特別清算」4件、等となっていますが、民事再生法を選択しないケースが少ないことも明らかになっています。

老人福祉事業者の08年度負債額、前年度比68.2パーセント増
2008年度の老人福祉事業者の倒産件数は、前年度比5件増の26件でしたが、負債総額は、101億4700万円で、前年度より68,2%増加しました。
「介護保険制度」導入から9年、利用者がまかせきりにするのでなく、利用者が選ぶ、参加する、監督するシステムになりつつあればと思いますが、実態は近づいているのでしょうか。

老人だから…は、無い
少なくとも、「老人だから」という既成概念はいっさいいらない、というのは判りました。
と、いいますのも、うちのじいちゃん、98歳にして病気をクリアしまして、元の生活になりつつありますから。
 
 100年近く使った臓器は、かなりガタがきていて、一気に全部の臓器不全を起こすこともありますが、改善し始めると全体がバランスをとり始めるのでしょうか。

 プライドを保てるかどうかが「かぎ」
[後期高齢者医療制度]は、あいかわらず不評です。
しかし、その一端は「プライドをずたずたにした」点にあるかもしれません。
高齢者は治らない。
高齢者は余病を併発しやすい。
高齢者は一度病気になったら、死ぬまで寝たきり。
このような後期高齢者の線引きが、75歳なんですよ。
こういった一くくりが、元気をなくさせていないか。

後期高齢者医療制度を否定しませんが、
今回、たくさん検査もしました。薬ももらいました。
なのに、医療費はかなり安かった。
おかげさまです。
だけど、メンタルケアが「後期高齢者医療制度」には入っていない。

 

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